作品募集

大切にしたい暮らしの知恵や技、道具に関する情報を、随時募集しています。

「最近、あまり見ないなぁ」「これは、時間が経っても絶対になくなってほしくない」「何気なく使っているけど、もしかすると代々受け継がれてきたものかも」・・・そんなものを、再発見したいのです。

絶滅しないために、『生活イエローデータブック』として、共有し、「写真とコメント」を
蓄積していきたいと思います。
そこから新しい未来が見えてくるかもしれません。
地域みんなで集めたものをお披露目し、それぞれのふる里を再発見してみませんか?
きっと思ってもみなかった成果が見つかるはず。
奮ってご参加をお願い致します。

募集要項

テーマ:未来に残したいもの・こと

ジャンル:3つのジャンル

「かたち」部門

生活を支えてくれた道具たち。道具が語る暮らしのありか。
家の中や町に存在する貴重な道具、隠れた道具を探してください。
注:家だって神社だって人間が作りあげた道具です。包丁や柳行李、家族が愛した椅子
いろんなものを考えてみてください。こどものおもちゃもそうかもしれません。

「食べる」部門

食こそ人間の生き方そのもの。地域の食文化、そこにある素敵なお話を聞かせてください。
地域の伝統食。自慢の食材。調理の仕方。誰と、何を食べ、どんな満足が生まれたのか。
現代の乱れた食環境を見直すためにも、伝えて欲しいのです。

「ことば」部門

地域独特のことばからじいちゃんの口癖まで。口うるさいなあと思ってきたけど、
待てよ、あれって生きるための教訓だったような・・なんてありませんか?
ふる里の人々のことばをちょっと振り返ってみてください。
新しい発見があるかもしれません。

応募規定

「かたち」部門と「食べる」部門の方

1.写真

2.その場所(どこの地域かを詳しく)

3.タイトル

4.簡単な説明(200文字〜300文字程度)

詳しく書きたいので600字書きたいという方、かまいません。歓迎します。

「ことば」部門の方

写真は無いので例えば手書きの文字を写真代わりに書いてください。それをよく話される方
(となりのばあちゃんとか)の写真添付歓迎。それと説明文を添えてください。
文字数は上記と同じ。
※③タイトルとは地域や家庭で使われてきた伝承のことば(格言、言い習わし、口癖など)
をお書きください。
④説明とは、タイトルに対して「その心は?」といったその言葉に秘められた思いや
逸話とお考えください。

募集対象

どなたでも結構です。お仲間やご家族、職場や学校単位での参加も歓迎いたしますので
お誘い合わせください。
応募される方の(い)お名前、(ろ)住所、(は)お電話番号、(に)ご所属、
(ほ)3R・低炭素社会検定合格者か否か、をお書きください。
注:なお1部門に投稿も3部門すべてに投稿もかまいません。1部門の複数投稿も結構です。
※得られた情報は、本プロジェクトの目的以外には使用しません。

応募方法

pdfの募集要項に必要事項を書き込んだ上、作品を
〒606−8501
京都市左京区吉田本町 京都大学環境科学センター「生活イエローデータブック係」

まで郵送頂くか、作品データーと書き込んで頂いたpdfを
mottainai@3r-teitanso.jpまで送信ください。
PDFpdfはこちらから

締め切り/毎年10月に、それまでの1年の優秀(受賞)作品を発表します(2011年度のみ、2月10日に締め切り、2月中に発表)

『生活イエローデータブック』への掲載と、表彰について

「生活イエローデータブック」サイトへの掲載とプレゼント
生活イエローデータブックに載せるべきとプロジェクトチームで判断したものは、
順次WEBサイトにて掲載していきますのでご了承ください。掲載された方で、
2012年2月〜3月の「3R・低炭素社会検定」合格者ミーティング(※)に参加して
頂いた方(合格者でなくとも、参加資格を差し上げます)には
もれなく高級扇子と絵ハガキのセットをプレゼントします。
※詳しくは検定トップページより

表彰
その中から、多くの感動や共感や驚きを与えてくれた作品を表彰いたします。
最優秀賞/各部門1名様
特別賞/該当する作品があった場合
※それぞれ、魅力的な副賞があります。順次ご紹介していきます。
各賞は、このホームページで発表いたします。

事例

ことば部門

赤児の行水(赤子の行水)
タイトル:赤児の行水(赤子の行水)
場所:大阪市阿倍野区
説明:おばあちゃんがよく言ってた言葉。今月赤子の行水や。(盥でないてる=お金がたらんで泣くわ)川流れのゴモク(杭にかかる=食いにかかってるなあ)雪隠の火事(やけくそや)日常に洒落が聞いてて、大阪の言葉っておもしろい。

かたち部門

おばあちゃんのすごい包丁
タイトル:おばあちゃんのすごい包丁
場所:京都下京区
説明:おばあちゃん、いつも包丁研いでた。おばあちゃんの背中、いつもきりっとしてたのを覚えている。おばあちゃんの包丁は10年も15年も綺麗だった。その包丁を私がお嫁に行く時に持たせてくれたっけ。そういえば押入れにいれたまま。私、必死になって探した。そして押入れの一番奥から出てきたよ。でも研ぎ方わからないよう!そうだ。ふる里のおばあちゃんに電話してみよう!そう思った時、ちょっと涙がこぼれた。

食べる部門

冬至に食べる「ん」が2つつく物
タイトル:冬至に食べる「ん」が2つつく物
場所:京都 錦市場
説明:京都では冬至になると「ん」が2つつく食べ物を食べるならわしがある。「ん」が2つとはれんこん、なんきん、ぶんたん、きんかん、と言った食べ物のことでこれを食べると痛風によいとされている。古くからつたわる習わしとして今も言い伝えが残る。

作品制作にあたって:材料を探すにはまず、歩く、しっかり見る。そして聞く。これが3拍子です!
カメラ、メモ、筆記用具をお忘れなく。
ご応募お待ちしています。

助成 独立行政法人 日本万国博覧会記念機構 この助成金は、日本万国博覧会の収益を基にしています。