審査員紹介

次のメンバーが選考にあたります。なお、生活イエローデータブックへの掲載判断を行うメンバーと優秀(受賞)作品を選定するメンバーの両方をご紹介しています。

高月 紘
石川県立大学教授、環境漫画家ハイムーン、3R・低炭素社会検定実行委員会代表
高月 紘
京ことばに「始末」という「ケチ」ではなく、ものを大切にし、 無駄使いをしないという意味のいいことばあります。この「始末」の語源は恐らく、ものの生命(始末)を大事にするところから出てきていると思われますが、廃棄物研究者としては物には始めと末(おわり)があるから、始めから末のことを考えることが大切と付け加えたいところです。いずれにせよ、持続可能な社会が求められる時代だからこそ、この始末の精神で絶滅危惧文化を今一度蘇らせたいと思っています。
浅利 美鈴
京都大学環境科学センター助教、3R・低炭素社会検定実行委員長
浅利 美鈴
「そういえば・・・」「まだこんなものがあったの?!」というような情報が一つでも多く来ることを楽しみにしています。私自身、物が捨てられない性格です。おじいちゃんからもらった彫刻等、ちびった鉛筆、それを削るためのナイフ・・・だからこそ、長く使える良いものを買わなければと改めて思っています。
大橋 正明
みんなのヴィジョン創造研究所、3R・低炭素社会検定実行委員
大橋 正明
鰹節の削り箱。子どもの頃はよく削らされたものだ。その間に姉は母の料理の下ごしらえを手伝う。私は削られた鰹節をちょっとつまみ食い。家族みんなで仕事に精を出していた日々。今は消費社会の中で家族はばらばらで時間を過ごす。一家総出の楽しさを忘れたら家族も既製品の味のようになった。ホームメイドをもう一度!消費生活から生産生活へ。そこを取り戻す!
とだまきこ
美術作家
とだまきこ
古くなった本を開いたときの甘い匂いが好きです。湯がきたてのふきの色が好きです。刃物を研ぐときの規則的なリズムが好きです。母が炊く茶粥の匂いが好きです。
ひとつの物が失われるということは、それを取り巻く音や色や匂いなども失われてしまうということ。これからの世界が、実体のない音や色にあふれて、五感の彩りを失ってしまわないためにも、今あるものの良さを、刹那的な便利さや目新しさに惑わされずに見直すことが、きっと大切なんです。
中村 操
(株)眦膕依Г硫饉卍后■R・低炭素社会検定実行委員、3Rリーダー
中村 操
明治維新後は近代化という大義名分のもと西欧化にまっしぐらだった日本人ですが、それもそろそろ打ち止めとしたいものです。当時のロンドンよりも栄えていたと言われるお江戸日本橋だけでなく、全国各地にも西欧文化とは異なるエコにも優れた日本のこころや技や形がたくさんあったはずです。 失われたものは仕方ないとして、まだ残っているモノやコトは皆でしっかりと保存して日本の良さを後世に伝えてゆきましょう!

応援メンバー(副賞提供者)